本日の太極拳応用クラス

今日の応用クラスは、準備運動後に24式をなるべくゆっくり動いてみました。トウロの型を一通り覚えたので、これからはなるべくゆっくりと、自分の細胞の隅々までも感じながら動く練習です。ゆっくり動けば動くほど、自分の体の力みやクセに気づけますし、気持ちよく身も心もリラックスしているとむしろゆっくり動きたくなってきます。
生徒さんの1人から「こんなにゆっくりだと、先生とずれてまだまだ動きを持て余しちゃいます」と言われました。
そこで今日のレッスンは、技を繰り出すためのつなぎ目、力を凝縮する、技を放ったあとの残心、などを含む動作「過渡式」を重点的に行いました。
相手の攻撃を受け流し、無極を生み出し、それを自分の力に変化させて技を出す。今回は特に、少し下に沈めることで無極を生む「ろうしつようほ」や「雲手」を重点的にやってみました。
すると、とてもゆったりとした動きへと変化が見られました。
「太極拳って、奥深い!」という感想をいただきました。

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